2025年を迎えました


令和7年は税制改正で所得税の基礎控除の改正という大きな改正が見込まれています。
個人の所得が増える制度改正は、結果的に経済の活性化につながり、国の税収増にもつながると思いますが、所得控除の改正となると税理士事務所では大きな変化ですので、対応できるように情報を早く入手し、お伝えできるようにしたいと考えています。ただ、最近の税制は難しくなりすぎているのでもう少しシンプルになってほしいですね。
 
今年も引き続き、事務処理の電子化、ペーパーレス化が企業経営でも課題となっています。
電子取引が進み、請求書の電子化が徐々に増えてきていますが、受け取ることはできるけど、自社ではなかなか進まないということもあると思います。

当事務所は一部電子化して請求書はPDFで作成しメールで送っているのですが、将来的には「デジタルインボイス」という、標準化されたデータでそのまま会計システムで読み込み、会計仕訳の計上が自動化できるものに変えていきたいと考えています。
これからの高齢化社会と人手不足への対応のため、業務処理の効率化、AIなどの利用による自動化による省力化を考えていかないと、どの業種でも仕事が回らなくなってしまいます。システムの導入や設備投資に資金が必要となりますが、少しでも早くから検討と対応をしていくことが大切です。
AIで会計は自動化して、会計事務所は必要なくなるという将来像もありますが、まだ道半ばです。しかし、インターネットバンキングやキャッシュレス会計をうまく使って会計仕訳の自動計上までできれば、事務の効率化はできます。「使えないから」ではなく「使ってみよう、使えるようにして楽になろう」を今年は進めていこうと思っています。

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